最後の指導

学位取得が決まった学生の博士論文に目を通し、最終確認を行った。 たまたま学生が不在だったので、朱書きした原稿を学生の机に置き、メールを書いた。2017/02/11 15:56、Ito Tomoyoshi: > ○○君 > > 伊藤です。 > > 博士論文の確認が終わりましたので、机の…

御礼: 千葉大学生協ブックセンター様

レジ横の柱にA1版のポスターを貼ってもらいました。 ありがとうございます。 ポスター 平積みの様子

御礼: 書泉グランデ様

沢さんから書泉グランデの様子が届きました。 ありがとうございます。 複製原画展示の様子 販売の様子

メインタイトル

1月12日の「将棋の監修について」の中で、メインタイトルについても少しふれました。松島さんが読んでくれて、次のような感想を届けてくれました。> 「永遠の一手」のタイトルは確か作画でいっぱいいっぱいだった時に・・・・ > 編集長「永遠の一手でどうで…

将棋の監修について

「永遠の一手」が発売されて1週間になりました。読者の皆様には感謝申し上げます。 以前にも書かせて頂きましたが、「永遠の一手」ではプロ棋士の監修を付けていません。それを気にされているご意見も散見されますので、今回はそのことについて書いておきた…

電子書籍「栄光なき天才たち(伊藤智義原作版)」

あけましておめでとうございます。 2017年は新年早々「永遠の一手」の単行本が出版されます。どうぞよろしくお願いいたします。 同じ日に「栄光なき天才たち」の電子版も出して頂くことになりました。どちらも秋田書店、沢編集長の担当です。大変ありがたく…

30年越しの夢の実現

「永遠の一手」は、3年越しの掲載となりましたが、30年越しの夢の実現でもありました。 私が沢さんと出会ったのは、30年以上前になります。大学入学の同期で、クラスメートでした。ここでは、同級生ということで、沢君と表記したいと思います。 今は違うかも…

3年越しの掲載

少年チャンピオン編集長の沢さんが興味を示してくれて、3年越しの掲載が実現しました。 時系列に沿って、沢さんとのやり取りを示しておきたいと思います。メールの文章は、挨拶文やプライベートな内容などは、適宜、省略しています。・2014年10月8日 原稿送…

ジャンプ or チャンピオン

「永遠の一手」の原案は、2013年に、核となる部分を400字詰め原稿用紙50枚にまとめて書き上げました。問題は、どうすれば発表できるか、でした。私は、このときまでに、主なもので3回、漫画原作の仕事をしてきました。すべて集英社です。 1986〜1990年(+19…

原作者への道

私が漫画原作をめざしたのは2回目の高1の春だった。 高校入学してすぐ、肺結核が発覚して6ヶ月の入院生活を送り、最初の高1は、そのまま休学した。翌年に復学して、2度目の高1が始まった。当たり前だが、周りは全員一つ年下。私には年上としての気負いがあっ…

「名人に勝つことをめざす」ことと「実際に名人に勝つこと」の違い

将棋は礼に始まり、礼に終わります。「いくら悔しくても、『負けました』とはっきり言えなければ強くなれない」という言葉を聞くこともあります。2013年の「第2回将棋電王戦」。そこでも、プロ棋士は将棋ソフトに接続されたロボットアームに「負けました」と…

永遠の一手特別編

永遠の一手・特別編が終わりました。私自身は、現在思っていることを形に残せて、本当に嬉しく思っています。読者の皆様、作画の松島さん、担当の沢編集長に深く感謝申し上げます。 特別編が将棋の話と関係なくて、将棋を期待されていた方々にはすみません。…

単行本予定

私が発言してもよいのかどうかわかりませんが、秋田書店及び沢編集長の名誉を守るためにも一言申し上げておきたい。現在将棋界を揺るがせている案件と関係なく、9月の時点で、特別編の日程も決まっており、単行本の出版日も決まっています。まもなくアナウン…

松島先生のブログ

永遠の一手を題材にちょっとした講演を頼まれていて、ネット上で調べものをしていたら、偶然にも松島さんのブログを発見した。昨年の4月から始められているようである。私のブログもそれほど見られているわけではないけれど、松島さんのブログのカウンタが35…

情報処理学会コンピュータ将棋プロジェクトの終了宣言

「永遠の一手」のネームができあがった頃、情報処理学会が「コンピュータ将棋プロジェクトの終了宣言」を発表した。私も情報処理学会の会員である。連載も終了したので、コメントしたい。 http://www.ipsj.or.jp/50anv/shogi/20151011.html 研究者からみれば…

ご愛読ありがとうございました!

「永遠の一手」全12話が完結しました。読者の皆様に感謝申し上げます。 12話分のネームができあがったのは昨年の11月でした。それからは松島さんの作画が主となり、連載が始まってからの私の役目は原稿のチェックになりました。 この作品にはプロ棋士の監修…

棋力と将棋歴

「永遠の一手」の連載が順調に進んでいて嬉しく思っている。この作品は、私自身にとっては特別の意味を持っている。「3年がかりの掲載」であり、「30年越しの夢」の実現にもなっているからである。このことについては、別の機会に記したい。 松島さんの作画…

永遠の一手 − 2030年、コンピューター将棋に挑む

毎年この時期、コンピュータと将棋について書いてきた。2013年にはちょっとした物語を書いて、ちょっとした公募に出し、落選した。 世間の風潮に一言申し上げたい気持ちは抑えがたく、その原稿を知り合いに送った。興味を持ってもらったのが、少年チャンピオ…

京葉銀行ミラクル

京葉銀行が千葉大学と提携して、年に2回程度の割合で、教員をクローズアップしたパンフレットを作成してくれている。第4回の2016年4月号に取り上げて頂いた。ありがたいことである。京葉銀行広報部の皆様と大学側の取りまとめである建築学コースの鈴木先生に…

東北以外の東日本大震災

いろいろな事情もあって、東日本大震災は東北地方がクローズアップされる。それはそれで異論をとなえるつもりはない。ただ、やはり「東日本」と呼称されるだけあって、影響は様々な地方に及んでいる。 私の実家は東京にある。古い家だったので、大雨や地震が…

5年前のLSIデザインコンテスト

LSIデザインコンテストは毎年3月に沖縄で開催される。今年は3月11日だった。5年前に東日本大震災が起きた日だ。 5年前は3月18日に開催された。千葉大学からは4年生が1人でチャレンジし、書類選考を通過していた。もちろん辞退するつもりはなかったし、私も行…

LSIデザインコンテスト2016 優勝!

3月11日(金)、「第19回LSIデザインコンテスト in Okinawa」が琉球大学で開催され、千葉大チームが優勝しました! 長谷川君、木村君、澁谷君、おめでとう!http://www.lsi-contest.com/

育志賞

平山君、育志賞受賞、おめでとう! http://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/ichiran_6_h27.html

HPアドレスの変更

大学用個人ページのアドレスが昨年11月から変更になりました。 http://www.te.chiba-u.jp/~brains/itot/時間が取れなくて更新が滞っていますが、 よろしくお願いいたします。研究室は http://www.te.chiba-u.jp/~brains/ です。 学生の活躍を中心に更新され…

Scientific Reports 注目論文

Scientific Reportsに掲載された論文が「注目論文」として、 Nature日本語版のHPで取り上げられました。 筆頭著者は博士2年の平山君です。http://www.natureasia.com/ja-jp/srep/abstracts/62922

将棋電王戦の憂鬱(3)

2015年4月11日(土)、電王戦ファイナルが、プロ棋士側の3勝2敗で終了した。ルールとしては、ハードウェアの統一やソフトの事前貸し出しなど、違和感があった。ルール上の欠陥を露呈するように、対局全体を通して、ソフトのバグ出しという側面が出た。 ただ…

八重樫東

たまたまテレビをつけたら、ボクシングのタイトルマッチをやっていた。感動した。負けたけれど、感動した。ボクシングの試合を観て感動したのはいつ以来だろう。もしかしたら、初めてかもしれない。

あらがわ

なかなかブログに手が回らないので、備忘録を一つ。•伊藤君が神戸でいったのはあらがわだったのだろうか? http://jun-makino.sakura.ne.jp/Journal/journal-2014-05.html#10 http://www.aragawa.co.jp/外観をを見ると、まさにココ! http://tabelog.com/hyo…

「鈴木商店」の思い出

今夜(5月9日)、「鈴木商店」のドラマが放映されていたが、見逃してしまった。ちょっと前に何かで知ってはいたのだけれど、今日だったことを失念していた。 私が「栄光なき天才たち」で原作を書いたのは1987年のことなので、もう25年も前のことになる。 htt…

杉本先生の逸話

牧野さんが「本の御礼」を見てくれてコメントをしてくれました。ありがとうございます。 http://jun-makino.sakura.ne.jp/Journal/journal-2014-04.html#15# 牧野さん 「感想の2つめは、牧野さんの言動が師匠の杉本先生にかぶって見えることです。ただ単に…