永遠の一手 − 2030年、コンピューター将棋に挑む

 毎年この時期、コンピュータと将棋について書いてきた。2013年にはちょっとした物語を書いて、ちょっとした公募に出し、落選した。
 世間の風潮に一言申し上げたい気持ちは抑えがたく、その原稿を知り合いに送った。興味を持ってもらったのが、少年チャンピオンの沢編集長である。少年誌の週刊に合わせて原稿を練り直し、6月9日から連載開始予定となった。作画は松島幸太朗さんである。
 もともとのタイトルは「2030年、コンピューター将棋に挑む」であったが、わかりやすい主題がほしいとのことで、沢編集長との相談の上、「永遠の一手」に決まった。さらに何か英語の副題を、という要請があり、イメージ重視で付けている。

永遠の一手
〜 2030年、コンピューター将棋に挑む 〜
Thought beyond time - the man stands on computer.

 いろいろな人がいろいろな考え方を持っている。今ではそれぞれインターネット上で発信できる。ただ、私はネット上でのやり取りが苦手である。このブログにコメント欄を付けていないのも、そのためである。
 自分自身の考えを作品として世に出せることは幸せである。大学には兼業届を出して執筆活動をしており、所属部局からも広報して頂いている。

http://www.eng.chiba-u.jp/blog/%E3%80%90%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B%E3%80%91%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%81%A8%E5%B0%86%E6%A3%8B%E3%82%92%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%81%AB%E6%8F%8F%E3%81%84/

何人かでも興味を持って頂ければ幸いである。

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将棋電王戦の憂鬱(1)
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