将棋電王戦の憂鬱(2)

 現在、将棋界でプロ棋士とコンピュータ将棋ソフトの熱戦が繰り広げられています。「第3回将棋電王戦」。
 私は将棋ファンだし、コンピュータに関係する教育研究を行っています。かつてはコンピュータ将棋に関心を示していたこともありました。ただ、現在は人間対コンピュータによる対戦にはネガティブです。そのことは、2013年5月1日の日記にも書きました。

http://d.hatena.ne.jp/yayoi_2011/20130501/1367421092

 関連して、昨年末にちょっとした物語を書き、問題提起にはなるかと思って、JSTの「第5回科学ドラマ大賞」(シナリオ部門)に応募しました。賞の趣旨に合っていなかったのか、面白くなかったのか、受領通知も届かずに落選しました。
 選考に不服があるわけではありませんが、自分としてはそれなりに読めるものにはなっているのではないかと思い、下記に置きました。ご興味があれば、一読を。

http://www.te.chiba-u.jp/~brains/itot/work/singles/tmp/computer_shogi.pdf

 本作品は応募要件に合わせてかなりのページ数を削ったので、時間を見つけて完成稿にして、どこかで使ってもらえたら、と思っています。