WEBRONZA

 今年度、朝日新聞WEBRONZAの契約は更新しなかった。
 毎月1〜2本、時事問題に関する記事を書くのは、推敲を重ねるタイプの私にとっては結構大変だった。自分の意見を世間に問うことができる機会はそうそうなく、残念な思いもある。ただ、自分自身にとっての優先順位を考えると、このまま続けていくことは、少々無理な気がしていた。
 幸い、後任として推薦した執筆者が良い文章を載せてくれているので、私としては(おそらく、WEBRONZAとしても)良かったように思っている。
 WEBRONZAは有料サイトではあるが、契約上の期間が過ぎれば、自分のサイト等に転載することが許可されている。2013年1〜3月の5本を掲載した。以上で全てである。 2011年7月から全部で30本ほどの記事を書いた。無理やりひねり出した記事もあれば、書かないではいられない記事もあった。読み返せば当時の記憶がよみがえる。
 社会と向き合う貴重な体験であったことは間違いない。