朝日新聞WEBRONZAの定期執筆を行っています。結構つらいものがあって、今年度はどうしようかと思っていたのですが、結局は契約更新をしました。昨年の8月に引き受けて、1年も経たずに辞めるのは、さすがに失礼に思ったからです。また、お誘いを頂くことは光栄なこと、という思いもあります。そういうわけで、今年度も月に1本くらいのペース(昨年よりは減らして頂きました)で執筆していく予定です。
今年度は、すでに次の2本を書きました。
5月14日「外村彰さんが示した日本企業の研究力」
http://astand.asahi.com/magazine/wrscience/2012051200001.html
6月7日「終わりなき制度改革が教育の現場をダメにする」
http://astand.asahi.com/magazine/wrscience/2012060400009.html
WEBRONZAの執筆で、自分の中で引っかかっていることは、次の二つです。
(1) 時事問題を扱わなければならないこと。
(2) 有料サイトであること。
特に、(2)です。私は、インターネットのヘビーユーザではないので、有料サイトを利用したことがありません。そういうわけで、記事が掲載されても、どうも落ち着きが良くありません。私の記事はお金を払ってまで読んでもらう価値があるのかということもありますが、それ以上に、自分の意見がオープンになっていないことに、少々のわだかまりがあります。
ただし、さすがに報道機関だけあって、1か月前の出来事は十分に古いらしく、昔の論説を自分のブログで利用しても構わないとのことです。そこで、昨年度に執筆したものを、随時、こちらでも公開したいと思います。