論文の採択

 昨日は書籍の発売とともに、嬉しい知らせも届いた。待ち望んでいた論文の採択通知である。自信を持っていた研究成果だったのだけれど、なかなか採択されずにいた。論文の採否は、編集者や査読者の相性で決まることも多い。特に、新規性の高い論文は評価が定まらずに不採択になることがある。内容が間違っているのは論外であるが、そうでなければ、判断は読者にゆだねてもらえればと思う。この論文に関していえば、回り道はしたけれども、結果的にはもっとも望ましいジャーナルへの掲載になった。論文が掲載されたら、経緯を示したい。
 昨日はプライベートでちょっと特別な日だったので喜びもひとしおだった。50歳の最後の日だったからである。

 今日は51回目の誕生日。特別に何かあるわけではないけれど、それなりにいろいろなことが思い出される。50年の半生にも大きな感慨を覚える。関わりのあった多くの人たちに感謝の気持ちをお伝えしたい。